【経験談】ずっと帰宅部・大学休学経験ありだった私の就活の話
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大学卒業前の1年間の日記を読み返していると、当時の私はずっと怯えていました。
学生生活が終わってしまうことに。
なぜなら私は、「何もしてこなかった学生」だったから。
中高時代は帰宅部。
大学でも部活やサークルには所属しなかった。
さらに大学3年生の時には、ゼミ発表や就職活動への恐怖で学校に行くことが辛くなり、半年間休学。
アルバイトを始めたのも遅く、勇気を出して踏み出したのは20歳を過ぎてから。
「こんな自分が社会人になれるはずがない。」
本気でそう思っていました。
…あれから約9年。
現在の私は、新卒で入社した会社で、正社員として働いています。
毎日余裕で働けているわけではなく、ひーひー言いながらの日々。
それでも何とか生きています。
Xを見ていると、時々私と同じような悩みを抱えている方を見かけます。
そこで今回は、私が学生の頃、どのように就職活動を進め、どうやって今の会社と出会い、就職まで至ったのか。一つの経験談として書いてみたいと思います。
10年近くも前のことで、参考になるかはわかりませんが、「こんな道のりを歩いた人もいる」と、心の片隅で覚えてもらえたら嬉しいです。
情けなく見えるかもしれません。でも、私なりに必死に歩んだ道のりです。

簡単な経歴
まずは簡単に私の経歴を書いておきます。
- ・中高ともに帰宅部
(正確には中学ではテニス部に入部したけど1年生の7月で退部) - ・大学でも部活・サークル無所属
- ・4年制大学の文学部卒
- ・地元の人なら知っている程度の大学
- ・大学3年生の時に半年休学
- ・休学期間の終わる頃、人生初のアルバイトを経験。近所の小さなスーパーでレジ・品出しを担当
- ・復学と同時に就職活動を開始
学生という立場を存分に活かす
復学した私は、同時に就職活動もスタートしました。
そこで意識したのは、とにかく色んな企業説明会を見て回ること。
参加できる合同説明会には、大規模小規模関わらず、すべて参加しました。
そして少しでも「いいな」と思う企業があれば、業種にこだわらず個別説明会にも参加しました。
理由はただ一つ、「慣れるため」
説明会の段階であれば比較的フランクに社員さんと話せることも多いことも体感し、そこまで緊張せずに色んな企業の話を聞いて回りました。
自己PRが思いつかない。就職支援センターに頼りながら書き上げた
就職活動を始めて、最初にぶつかった壁がエントリーシート。
志望動機は、企業について調べればなんとか形にできます。
でも、自己PRがどうしても書けませんでした。
部活もしていない。
サークルにも入っていない。
アルバイトを始めたのも周りよりかなり遅い。
自分には何もアピールできることがない
そして、何よりもしんどかったこと。
何とか書き上げても、自分自身で恥ずかしくなるのです。
「私はこんな人間じゃない」
完璧主義が邪魔をするのです。確かに強みはあるけれど、いつも発揮できるわけじゃない。となると、これを強みとして書くのはおかしい
うだうだ考え始める。なかなか筆が進みませんでした。
それでも、書かねばならぬ…
そこで私は、大学の就職支援センターを何度も利用しました。
今ならきっとAIに相談していたかもしれませんが、当時はそんな便利なものはありません
職員さんと一緒に、卒論を書くために頑張ったこと、アルバイトで経験したことなどを一つずつ掘り起こしていきました。
一人で考えていると「こんなの大したことない」と否定してしまうことも、誰かと一緒に整理すると、「これでいこう」と決めきれたのです。
面接が怖い。それでも練習を重ねた

エントリーシートの次に待っていた壁。
それが面接でした。
話すことが苦手だった私は、慣れてその場を乗り切れるくらいにはなりたい。その思いで、大学の就職支援センターで行われている模擬面接を何度も予約しまくり活用しました。
また、ハローワークの新卒応援ハローワークも活用し、準備を進めました。
大学の就職支援センターと比べると、休学していることにはネガティブに捉えられることが多くてちょっと傷つくこともありましたが、優しい言葉ばかりの場所じゃなくて、そうじゃない現実とも向き合えた事は良かったと思います。家でめちゃくちゃ泣いたけど。
そして6月。本格的な選考のスタート。
説明会に参加した企業を中心にエントリー。企業数は10社にも満たない。
一般的にはかなり少ないほうだったでしょう。でも、当時の私は複数企業の選考を同時に進めるだけの心の余裕がありませんでした。
「甘い考えなのだろう」
今でも、そう思うことがあります。
それでも、自分にできる範囲で進めるしかありませんでした。
一次面接は通過。でも二次面接で苦戦する
実際に面接が始まると、思っていたよりも落ち着いて話せることに気付きました。
私が受けた企業の一次面接は、ほとんどが個人面接。
また、比較的ラフで優しい雰囲気の面接が多かったこともあり、大きく緊張することなく話すことができました。
「模擬面接とそんなに変わらない」
そう思えたくらいです。
一次面接は通る。
しかし、問題は二次面接でした。
二次面接では、集団面接と個人面接の両方を経験。
集団面接では、やはり自分と周りを比較して落ち込むことが多かったです。
埋められない、経験の差
私だって私なりに自分の心と向き合ってきた。必死に学校に通ってきた。でも、周りからすればそれは当たり前にできることで、私の頑張りなんて社会からすれば何のプラスにもならない。なんなら、マイナスでしかない。
面接中も、面接が終わった後もそんな考えでいっぱいでした。
個人面接でも、一次面接とは雰囲気が違いました。質問はより深掘りされ、面接官から鋭い視線を感じる。
そして、必ず聞かれる質問がありました。
「なぜ大学を休学したのですか?」
私は正直に答えました。
人前での緊張感がつらくなり、一度休む決断をしたこと。そして、休学中に心身を整え、アルバイトにも挑戦し、自信をつけたこと。
でも、それがどう評価されたのかは分かりません。
質問にうまく答えられず、帰りの電車の中で涙が止まらなくなったこともありました。
そして、続くお祈りメール。
「自信をつけたつもりだったけど、自己満足でしかなかった」
そんな気持ちになっていました。
就職支援センターで出会った、現在の職場
大学では内定をもらう人も声も増えていく時期。
私は説明会に参加した企業の選考に落ち続けました。
好感触の面接も落ちていて、絶望感でいっぱい。
それでも、就職支援センターに通うことだけはやめませんでした。
職員さんに励ましてもらいながら、少ない数ではありましたが、応募を続けていました。
そんなある日、職員さんから紹介された求人がありました。
それが、現在の職場です。
仕事内容に強い興味があったわけではありません。
ただ、本社が当時住んでいた家から近かったこと。そして、職場見学をいつでも受け付けていたこと。
とにかく内定が欲しい。
まずは話を聞きに行くことにしました。
実際に会社説明会&職場見学へ行ってみて、嫌な印象はなし。
この会社を受けることを決めました。

面接で大泣き。それでも内定をもらった
選考案内には、「一次面接(人事担当)→最終面接(社長面接)」と書かれていました。
しかし、実際には社長面接一回のみで選考を行うことになりました。
緊張しながら、本社へ向かった私。
そこで、いきなり衝撃を受けました。
待っている間、会社の奥から大きな怒鳴り声が聞こえてきたのです。
「え、何この雰囲気」
今までこんなことはなかったので緊張で固まってしまいました。帰りたかったです。
そして、いよいよ面接。
相手は社長と秘書の女性でした。
先ほどの怒り声の正体はその社長。
秘書の女性は優しい雰囲気で、一般的な質問を続けます。
その横で、社長は険しい表情で私の履歴書をじろりと見ています。質問に答える私のことなんて、一度も見ません。
ものすごい圧でした。
そして、いくつか質問に答えた後、社長が口を開きました。
「お前、大学休んで何やっとったんや」
私は震えを抑えて、今まで練習してきた通り答えました。
「そんな大学を休むとか甘えたこと言っとって、そんなんで働けるんか」
何も言い返せませんでした。
怖くて、涙が止まらなくなりました。
今までの面接でも休学理由について聞かれることはありました。
でも、ここまで厳しく突っ込まれたことはありません。
その後にも、厳しい言葉を投げかけられました。
やっぱりこれが現実。
やっぱり自分は社会人になる資格なんてない
そう突きつけられたような感覚。
「おっしゃる通りです。こんな私が貴重な時間を奪ってしまい、申し訳ありませんでした」
そう答えることしかできませんでした。
私が泣いてしまい面接どころではなくなったところで、秘書の女性が、
「社長!またそんな意地悪なことして!」
となだめ始めました。
あまりにも私が泣いてしまったため、社長も最後には謝ってくださいました。
しばらく私の気持ちが落ち着くよう社長は、今までのご自身の経歴などを話された後、言いました。
「働き始めてから、また心を壊して動けなくなるようでは、会社としてもリスクがある」
そのうえで、
「入社までの期間、アルバイトとして働いて続けられたら、正社員として採用。この条件でなら内定をだせる。一度考えてみてくれ」と言われて面接は終了しました。
面接が終わった後、私は涙でぐしょぐしょのままひとまず大学に行き、苦しくなった時の駆け込み寺的に利用していた保健室へ立ち寄り、気持ちを落ち着かせる時間をもらいました。
今までで一番苦しい面接だった。
でも一旦バイトとしてだけれど、採用していいと言ってくれた。休学のことを知ったうえで、会社側の採用リスクも話していただいたうえで来てもいいと言ってもらえた。
かなり迷いましたが、私はその会社でアルバイトとして働くことを決めました。
もうこれ以上就活を続けたくない。一番強い正直な気持ちはこれでした。
私は内定を承諾。9月の末に大学を卒業し、4月の新卒入社の期間までの間をアルバイトとして勤めました。
たまにお会いする社長のことは苦手でしたが、アルバイト先の先輩方は本当に優しい方ばかりで、なんとか働き続けることができました。
そして4月、正社員として働き始めることができました。
ここで7年も勤め続けるなんて、面接を受けた当時の私が聞いたらひっくり返るでしょう。
最後に
というのが、私が内定をもらうまでのお話です。
就活生の頃は本当に泣きまくりの自己否定しまくりの過去の自分恨みまくりの日々でした。
が、まさかの超圧迫面接をだった会社で今も働いています。
今まで3回程勤務地が変わりましたが、人に恵まれて何とか仕事をしています。(今年の4月からの配属地はちょっと厳しいけど…2年前には休職もしてるけど…)
周りと比べて何もなくて、面接でも上手くいかなくて、絶望的な気持ちになることもたくさんあると思います。
こんな自分で大丈夫だろうかと気持ちが揺れることもあるでしょう。
泣いてしまう自分が嫌になることもあるでしょう。
でも涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、
何度か面接や説明会から逃げてしまう経験もしながら
自分なりに歩みを進めたのが私です。
どうか、追いつめすぎずにね。もし傷つくことがあったら、どうか傷ついたことを悪いと思わず、その感情を認めて、許して、自分に優しい声をかけてあげてね。
以上、私の経験談でした。
