今でも私のお守り本。しんどい休職期間に読めた数少ない一冊
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同時期に突然2人退職。混乱の中の部署移動。慣れない仕事に残業続きの日々。そして、自己否定的な性格も重なって
2024年11月末から3ヶ月間、休職を経験しました。
病院の先生からは「今はしっかり休んで。何かする気力が湧いたら好きなことをして過ごしてみましょう」と言われたものの
すぐには戻ってこない気力
そんな状況でも読むことができた、そしてこころをほぐしてくれた数少ない1冊を紹介します
『フィンランドくらしのレッスン』とは?
北欧好きをこじらせすぎて会社員をしながら寿司職人になるため学校に通い、フィンランドへ移住した著者chikaさん。
フィンランドで出会った人々、くらし方からさまざまな生き方に気づいていく姿がこの本にまとめられています。
※フィンランドに移住するまでの過程は『北欧こじらせ日記』に詳しく描かれています。こちらの作品も大好きです。
苦しかった時期に読めた理由
コミックエッセイだから文字を読む負担がない
普段から本を読む習慣がある私でも、気力が落ちているときに文字だけの本を読むのはとても億劫でした。
でも、この本はコミックエッセイ。それに著者を含め人々がキャラクター化していて安心して読むことができました。
その人その人の感性を否定しない
みんながじぶんの感性を否定せず、著者もその姿から気づきを得ていきます。
「こうしなさい」「このほうが絶対にいい」のような押し付け感がなく、「こういう考え方もできるんだよ」と各エピソードが教えてくれます
著者の等身大の姿に安心する
会社員からフィンランド移住して寿司職人として働く…
経歴をみるとなんだが遠い人のような気がします。
でもここに描かれているのは近くにいそうな等身大のchikaさん。
家具選びでうろたえ、仕事との向き合い方に悩み、あわあわする…
そのなかで、色んな人から生き方を学んでいく姿に「これからも変わっていける」
そんな気持ちになれます
「エンプティネスを楽しむ」作中でこころにのこったエピソードの紹介
ここで一つ、私のこころを動かしたエピソード『エンプティネスを楽しむ』をご紹介します。
2023年の春、chikaさんは働いたレストランが倒産したことで失業することになります。
何もない時間に不安を感じる彼女に対し、過去に失業を経験したひとが語ります。
「何もできないんじゃなくて、何もない…そんな時間を人生の中で持つことも幸せだ」
休職中、周りは働いているのに自分だけがこんなことになってしまって、私はたくさん自分を責めました
そして何もなくなったことが怖かったのです。
休むことの安心なんて一つも感じられませんでした。
でも、「何もない時間が幸せだった」そう語る姿に根拠はないけれど安心したのです。
最後に
この本は仕事でのエピソードを含め、ほかにも趣味・人との関わりなどたくさんの「くらし」のエピソードが描かれています
仕事を頑張ることこそが価値と思い
そこから離れてしまった自分への失望
そんな思いでいっぱいだった私のこころをほぐし、視野を広げてくれた一冊です
読み切れなくても大丈夫。気になるところからページを開いてみてください。
