自分の居場所を作りたい。作らなければ
レイ
夜明け前日記
鈍行。
なんだか野暮ったい呼び方。
2月23日、初めて鈍行で県外から私の住む町に帰ってみた。
中心都市ではたくさんの人が乗り降りするのに、4駅目くらいからだんだんと人が減り、車両には私含めて4,5組。
最初私のななめ前に座っていた「山の遭難」みたいなタイトルの新書を読んでいた男性は、すっと通路はさんで向かい側の席に移動した。ちょっとほっとする。
これだけ席が空いたのに、立ったまま外を眺める人もいる。
鈍行初心者の私は、どうすればいいか分からなくて、でもスマホを見るのはなんだかもったいない気がして、
大きなリュックに入れていたジャーナルノートを取り出して、連休の思い出を忘れぬうちに書き留めようとした
けど思いのほか揺れるから、字がぐちゃっとした。
そして気づけば、目的地の4駅前。ここまでくれば知っている駅名。そして、増えた乗客。
新書の男性の隣に、ぶつぶつとひとりごとをつぶやく男性が座った。
ほっとした。