【エッセイ・日記】鈍行列車

レイ

鈍行。

なんだか野暮ったい呼び方。

2月23日、初めて鈍行で県外から私の住む町に帰ってみた。

中心都市ではたくさんの人が乗り降りするのに、4駅目くらいからだんだんと人が減り、車両には私含めて4,5組。

最初私のななめ前に座っていた「山の遭難」みたいなタイトルの新書を読んでいた男性は、すっと通路はさんで向かい側の席に移動した。ちょっとほっとする。

これだけ席が空いたのに、立ったまま外を眺める人もいる。

鈍行初心者の私は、どうすればいいか分からなくて、でもスマホを見るのはなんだかもったいない気がして、

大きなリュックに入れていたジャーナルノートを取り出して、連休の思い出を忘れぬうちに書き留めようとした

けど思いのほか揺れるから、字がぐちゃっとした。

そして気づけば、目的地の4駅前。ここまでくれば知っている駅名。そして、増えた乗客。

新書の男性の隣に、ぶつぶつとひとりごとをつぶやく男性が座った。

ほっとした。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
レイ
レイ
1996年生まれの社会人
【週1(土曜日の夜)+不定期の更新です。】 自他ともに認めるかなり繊細な性格。大学生の時には半年メンタルタウンで休学したり社会人5年目で休職経験したり。なんやかんやありつつも人生を楽しんでいる私のブログです。「こんな人間もおるんやなぁ」とのんびり見てもらえたら嬉しいです(*´ω`*)
記事URLをコピーしました