【日記(2024.12.02)】少しずつ自分の力で自分の意見を言えるようになっている
レイ
夜明け前日記
窓から生ぬるい風が入ってくるようになって本格的な夏が近づいているのを感じる夜
この時期になるとデスクライトの電気だけをつけ、部屋の電気を消して、流す音楽はサティの『ジムノペディ第一番』。
この日記記事を書いている今もこの曲を流しながら文字を打ち込んでいる。
夏の夜にこの曲を流したくなるのは『ぼくのなつやすみ2』の影響で。夕食後、夜に靖子ちゃん家の雰囲気が大好きだったから。
あのゲームを始めて遊んだのは、まだ岡山に引っ越してくる前。兵庫県の家のリビングで、プレステ2遊んでいた。
多分小学生だった頃の私は靖子ちゃん家の家のことより虫相撲のことにしか興味がなかったような気がするのだけど(クワガタの体力ゲージが2段になることに大きな喜びを感じていた気がする)
この年になって靖子ちゃん家の夜の雰囲気が一番印象に残っているというか、あんな空間を作りたい欲が出てきた
それは別にプラネタリウムみたいな屋根の家に住みたいとか、本に囲まれた家に住みたいとかそういうことではなくって
ゆったりと時間が流れていて、ゆったりと会話ができて、でも鍵のついたドアの向こうでは誰かがアイスを食べている。一人の空間なんだけれど、ちょっと身近に親しい雰囲気があるような
まあ、ひとことで言うと「落ち着く空間」ということになるのか。
私は今一人暮らしだから、ドアの向こうに家族はいないのだけれど。
とか書いて少し寂しい気持ちになっていたらアパートの隣の部屋からかすかにラジオの音(テレビかも)が聞こえてきて。なんだかあったかい気持ちになった
この後はゆっくり本でも読んで眠ろう。膝の上に本を広げて。